複業家・Aのブログ

とある会社の「営業推進担当」兼「フリーランスのオンライン秘書」兼「Web広告評価者」兼「投資家」 をしている複業家・A(エー)のブログです。

人生を変える名言①:ル・ポールのドラァグ・レース(RuPaul's DRAG RACE)

こんにちは!複業家のA(エー)です。

 

実は私は名言コレクターなところがありまして。

日々、自分の心に響いた名言があったらノートに書き留めて、辛い時とかに読み返して元気をもらうようにしています。

響く言葉に不思議なパワーがあって、やけ酒ややけ食いより心を立て直すのに私には効果があります。

 

そんな私の名言コレクションを少しずつ紹介していきたいと思っていたのですが、昨晩なぜかドラァグクイーンとつるむ夢を見たので、今日はドラァグクイーン関連の中から、ルポールの名言をご紹介したいと思います。

 

ドラァグクイーン?ルポール?

なんやそれ、興味ないわw

と言わずにまあ読んでみてください。

私の中の魂の名スピーチ上位にランクインするくらい胸を打たれたんです。

 

自己否定に陥っている人。

周りからのネガティブな批判に打ちのめされている人。

前を向いてファイティングポーズ取るための背中を押してくれる言葉が欲しい人は、ぜひ下まで行ってチラ見だけでもしてみてください!

 

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(その前にまずは少し背景の説明・・・)

 

ルポール(RuPaul)とは、おそらく世界で一番有名なドラァグ(ドラッグ)クイーン。

もともとはモデルだったようですが、今はアメリカのリアリティ番組「ルポールのドラァグ・レース」の司会者として広く知られています。

 

「ルポールのドラァグ・レース」というのは、全米からオーディションで募ったドラァグクイーンたちが、それぞれのカリスマ性や才能を発揮しながら出される課題に挑戦し、その課題の評価によって毎回一人ずつ失格者が出るというコンペ番組です。

最後は優勝者が1名だけ選ばれ、その優勝者はドラァグクイーンのスーパースターとして栄誉が与えられます。

 

この番組がとても大人気となり、先日行われた2019年エミー賞でもコンペ番組部門で優勝していました。

ルポールは、ドラァグクイーンの知名度そして地位の向上に大きな貢献をしているドラァグ界の母のような人物なのです。

 

さて、そんなルポールが「ルポールのドラァグ・レース」で発言した内容が私にとってとても心に刺さるものだったので、今回はそちらを紹介させてください。

 

せっかくなので、原文と私なりの翻訳を記載させていただきます。

細かいニュアンス等解釈の違いはお許しくださいね!

 

紹介する発言は、シーズン1の一番最後(ネットフリックスではエピソード9「再会エピソード」というタイトル)、敗退していったクイーンを含む、そのシーズンに出場した全クイーンが再集結した同窓会のような会での発言です。

 

クイーンが再集結し、シーズンの振り返りを行う中で、審査員の評価があまりに辛辣すぎたことに対するクイーンたちから不満が爆発し、会場は不穏なムードになります。

そこに、追い打ちをかけるかのように敗退したクイーンがルポールに対し、このような質問を投げかけました。

 

-なぜ私たちはそんなに真っ向から否定されなきゃいけないの?

 

これに対し、ルポールは堰を切ったかのよう熱い想いを語ります。

 

以下、翻訳

**************

 

-なぜならあなた自身が、自分が素晴らしい人間だってことを忘れているからよ。

もしあなたが他人からの否定を真に受けてしまうなら、それはあなた自身の問題。

あなたたちの気分を良くするよう努めるのが私たち審査員の仕事?違うでしょ?!

自分で大事なことを忘れちゃってるのよ。その責任をこちらに押し付けないでちょうだい。

「あなたたちは素晴らしいクイーンだからここ(番組)にいるんだよ」って何度説明すればいいの?!あなたはスターなの。誰にもそれを否定することはできない。

 

ったく。もし私が誰かから「君はドラァグクイーンのスターなんてなれないよ」と言われる度に小銭を貰えてたんだったら、今頃とっくに億万長者になってるわよ!

私はそれでも自分が誰であるか、何をすべきなのか、自分自身のことを決して見失わなった。そしてそれだけが真実よ。

 

これだけは忘れないで。誰もが「君にはできない」って否定するわ。なぜなら人々は自分の闇をあなたに投影しているから。

私のことを信じられないなら言っても無駄だけど。

自力で理解しなきゃいけないの。自力で打ち勝つのよ。

もうこれでこの話は終わりにするわ。

ねえドロシー、なぜかかとを3回鳴らすこと*を教えてくれなかったのかって?(*童話『オズの魔法使い』の中で魔法を使う方法。ドロシーは主人公の名)

あなたが私を信じなかったからよ。

 

あなたは強い自分を手に入れるためにこの競争にきたの。成長するために来たの。

 

「あら、批判されているわ」と受け入れる器を手に入れなさい。

そうすれば、「何かたわごと言ってるわね。でもそれは彼らの問題。私には関係ないわ」と思えるようになるわ。
そしてね、人生でそういうことは本当によくあることを知っておいてちょうだい。

ぶれない自分を手に入れれば入れるほど、悩みは遠のくと思う?いいえ。

自身喪失することはなくなる?いいえ、なくならないわ。

こればかりはどうしようもできないの。自分たち自身で、炎の中を抜けて、打ち勝っていくしかないの。でもそれを繰り返せば、「かかってきなさいよ」って、相手に何を言われようが関係なくなるわ。なぜかって?「私は最高にイケてる女だからよ。」

 

 <原文書き起こし>

-Because you forgot that you were amazing.If you take on someone else's negativity,it's because ,god damn it,you forgot it!It's NOT my responsibility to make you feel good all the time.You forgot you are fabulous.Don't blame me for that! That's your fuckin' responsibility.

The fact that you're here is because you are god damn stars!How many fuckin' times do we have to put that in your head?You are a fuckin' star!Don't let anybody tell you that you're not!

God damn it,if I had a nickel for every time somebody said to me,"You can't become a star as a drag queen," I'd have a fuckin' million ,billion dollars! I know what I am! I don't forget who I am.And that's the truth for all of you.  

Never forget!Everybody's gonna tell you, "No,you can't do it.You can't do it.No,you can't do--" Because they're projecting their negativity onto you! Now,we can't tell you that, 'cause you won't believe it. You have to earn it. You have to own it yourself!

I'm telling you now so we can end this conversation.You have to own it yourself, Dorothy.Why didn't you tell me all we had to do was click our heels 3 times? Because god damn it, you wouldn't have believed me.And that's why you are here.You're in this competition so that you own it.You own it.So that you process it.

"Oh,They're saying bad things about me." own it.

And you get to the understanding that,OH,THAT WASN'T ME.THAT WAS THEIR SHIT.

That had nothing to do with me.That was them.And then you own it.

Then you go,and you know what? EVERY TIME THAT HAPPENS TO YOU IN LIFE,The time it takes for you to catch yourself gets shorter and shorter.Will it go away? NO.That self doubt.Does it go away? Does not go away.You know,we can't tell you this.

You have to walk through the fire.You walk through the fire, and then you own it,and you go,"Come for me, bitches,come for me." You know what? You could say whatever you want.Because why?

I'M MOTHERFUCKIN' FIERCE.

 

 **************

 

もーーーシビレません?!

ルポール姐さん、カッコよすぎてまさに”Fierce*”です。

(*fierce:イケてる、とかカッコいい、と言った意味のスラング)

 

ここまでドラァグクイーンの地位向上の道を拓いてきた彼女。

きっと、その道のりは決して楽なものではなかったでしょう。

どれだけの批判や否定の言葉を浴びてきたのでしょうか。

それでも今、ルポールのドラァグレースはエミー賞を取るほどの大人気番組になりました。

きっと当時軽率に否定した人たちは後悔しているでしょう。

 

でもドラァグクイーンの文化をここまでアメリカのメインストリームに持ってくることが出来たのは、ルポールが自身の語るように、否定や批判に打ち勝ちながら、自分を信じて進み続けたからです。

 

実は私は否定されることがめちゃくちゃ苦手です。

否定されると、私という人間そのものが不要なもののようで落ち込むし、その気持ちを引きずってしまいます。

 

また、昔から個性が強く、地元のある田舎でおそらく浮いていたということもあり、陰口をたたかれやすいタイプでもありました。

その度に、自分に問題があるのではないかと悩み、自信を失ってしまうことの無限ループでした。

 

でもルポールのいうとおり、彼らは自身の闇を私に投影しているだけに過ぎないのです。

それは彼らの問題であって、私の問題ではなかった。

私は自身の個性を大事にし、自分を信じ進むべき道を歩み続けるだけなんだなって。

 

当時の私はそのことを知らないまま大人になったので、今でも否定される度に悩む癖は抜けません。

 

ですが、この言葉に出会って、私が乗り越えるべきは

他者からの批判の内容そのものではなく、批判に揺らぐ自分の弱さなんだ

と気づくことが出来ました。

 

批判も否定も受け止め、「まあそれもたしかにそうね、でも私は私よ」って思える、しなやかな心を育てたいです。

 

そんな素敵な名言のご紹介でした。

 

それではまた。

 

 

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