ファンを作ることの大切さ
こんにちは。
時に会社員、時にフリーランスのオンライン秘書、時にWeb広告評価者、そして時に投資家の複業家・A(エー)です!
先日、自身のスキルをブラッシュアップするためにセミナーに行ってきました!
今回受けたセミナーは、「プレゼン資料の作成」について。
本職でも副業のアシスタント業でも資料作成する機会が多いのですが、今まで経験だけに頼り、基礎をしっかり踏まずに作っている部分が多々ありました。
クオリティをもっと向上させたいという課題認識を持っていたので、ここで資料作成の基本を学ぶことで、すでに持っているスキルも底上げし、さらに質の高い資料を作ろうというのが今回のねらいです。
セミナーは実際とても学びが多く、今後沢山役立てることができそうな、充実した内容でした。
時には自分のスキルをアップデートする機会を持つことは武器を磨くことと同じで大事ですよね。
さて、今日お話ししたかったことはそのセミナーの内容ではなく、セミナー後の出来事。
セミナーが終わったあと、私はなくなりかけていた化粧品を買い足しするために、百貨店に寄りました。
そのコスメブランドの、同じアイテムを買うのは2回目。
たたし1回目は専門店ではなく、色々なコスメブランドが集合して入っているセミセルフ店にて購入しました。
セミセルフ店は、そのブランド専属の店員さんはおらず、基本的には自分で好きに商品を試したり触って買えるのがセミセルフ店の特徴であり良いところです。
ですが、商品について知りたいことなどがあった場合、自分からスタッフの方を探して声をかける必要があるので、1から商品の詳細説明をうけたり比較した場合の違いなどは聞きにくいというのが私の感じるセミセルフ店のデメリットだと思います。
と言っても店員さんとの対面は気をつかうので苦手だったり、自分で自由に商品をゆっくり見たいという気持ちは私にもあるので、セミセルフは私もよく利用しますし、大好きです。
初回はそんなセミセルフ店での購入でしたので、その時商品について聞きたかった事などもありましたが、あまりスタッフの方に声をかけられる感じではなく、欲しい物が見つかったからいいか、と特に特別な感情もなくその時の買い物は終わりました。
そして今回。
店舗は空いていたので、すぐに店員さんに声をかけて欲しい商品を伝えました。
店員さんは速やかに対応してくださいました。
商品を用意する合間に、私が前回セミセルフ店で聞きそびれた商品についての質問を聞いてみました。
すると、店員さんは手を止めて、丁寧に1から説明をしてくれました。
その後、また商品の準備を再開しはじめると同時に、
「この商品にはいくつか種類があるので、おひとつサンプルをおつけしますので、試したい種類をお選びください」
と、4種類ほどの商品写真とそれぞれの説明が載っているチラシを見せながら言われました。
私がそのチラシを見ながら、今一番肌のことで気になっていることを伝えたところ、それならこの種類が一番合っていると思います!
と、オススメのサンプルをつけてくれました。
サンプル嬉しいな♡と思いながら、そのチラシを見ていると、説明文で気になるところがあったので、
「このAとB、それぞれ書いてある特徴は似ている感じだけど、大きな違いはありますか?」
となんとなしに聞きました。
そこでもまた店員さんは手を止めて、AとBの違いを成分から使用感まで説明してくれました。
(もちろん他のお客さんは誰もいらっしゃらなかったので質問しました)
なるほど〜と納得していると、なんと店員さんが、
先ほどのサンプル全種類おつけしますね!是非それぞれの違いを使ってみて感じてみてください!
と言って、一つだったはずのサンプルを全種類つけてくださったのです。
おそらく私が、商品について興味津々なのが伝わってきたのでしょう。
これだけ興味を持っているということは購入の意欲は高いはず。
全種類試して本当のお気に入りを見つけられたら、きっとこれからもリピーターとなってくれる可能性もより高まるだろう。
などという考えがその店員さんにあったかは分かりませんが、少なくとも私はこの段階でサンプルを比較する楽しみと、特別扱いをしてもらえたような気持ちをダブルで味わうことができ、次の購入意志は言うまでもなくほぼ固まりました。
しかも、それだけでなく最後にその店員さんは、今回やり取りをしたアイテムのサンプル全種類だけでなく、他の商品のサンプルも一つつけてくれたのです。
「お客様のお肌は綺麗なので、目の下に伸ばしていただければ完璧です。逆につけすぎには注意してくださいね」
と、褒め言葉と、使い方の実用的なアドバイスをコンボでお見舞いされて、もう、私は完全にノックアウトされていました。
そのコスメブランドの店舗は様々なところにあるので、その店舗でなくても私の欲しい物は手に入ります。
実際、最初は用事に一番近い場所にあった店舗だったからという理由だけで、その店舗に立ち寄りました。
ですが、お店を出る頃にはすっかりその店舗、その店員さんのファンになっていました。
次再購入する時には、絶対この店舗でまた買いたい!
と心に決めたほどです。
このような経験は、ネットショッピングやセミセルフ店ではなかなか味わうことは出来ません。
私は人見知りだし、ネットショッピング大好き人間なのですが、コスメに関しては極力専門のカウンターで対面接客を受けるようにしています。
私にとってこういった相手の温度が伝わってくる血の通ったコミュニケーションが出来る最たる場ですし、今回のような素敵な体験がごくまれに起こり、支払った金額以上の精神的満足感が得られると、自分の中の幸福度が爆上がりするからやめられません。
これからの世界では、ヒトの仕事がテクノロジーにどんどん置き換えられると言われています。
そんな中でどのように生存戦略を打ち立てるかと言うとやはり、自分自身の価値を高め、ファンをいかに多く作れるかが重要なポイントになってくるのではないかと思います。
ファンが増えることで自分の価値も需要もさらに高まります。
今回の接客で、
・同じ商品を売るのに人(対応の質)によって顧客の満足度に差が出ること
・そして満足度の高い接客を受けた顧客はロイヤリティも向上するので長きに渡るファンとなり得ること
を学びました。
ただ仕事を仕事としてこなすのではなく、相手の求めていることを予測し、こうすればさらに喜ぶだろうと考え動くこと。
そうすることで、相手があなたのファンになる確率がぐっと増します。
今後の自身の仕事の質をあげるためのヒントを得られた、素敵な出会いでした。
それではまた。