複業家・Aのブログ

とある会社の「営業推進担当」兼「フリーランスのオンライン秘書」兼「Web広告評価者」兼「投資家」 をしている複業家・A(エー)のブログです。

はじめに:自己紹介

はじめまして!


フリーランスでパーソナルアシスタントなどをしております、複業家・A(エー)と申します。

 

パーソナルアシスタントサービスをはじめて半年ほど経ち、少し心に余裕が出来てきたので、自分のビジネスや日々どのような足跡を残して生きたか記録を残していきたいと思い、ブログをはじめることにしました。

 

 

まず簡単に私自身のことを簡単にご紹介させていただきますね。

 

 

私は九州生まれの九州育ち。
大学進学を機に上京したのち、そのまま関東で就職をしました。

 

はじめての社会人経験はそれは楽しかったです。
マナーにとても厳しい上司だったので、
社会人としての振る舞いや言葉遣いはこの新卒時代にかなり鍛えられました。

 

そんな社会人生活も3年目に入った時、ふと「このまま時間だけ過ぎて行ったあと、私に何が残るのだろう?」と不安がよぎりました。


毎日楽しかったけど、当時具体的なキャリアの展望もなく、なんとなく仕事をこなして、余暇を充実させて・・・
というルーティンに、このままでいいのか焦りを覚えたのです。

 

その時、仕事で海外研修に行かせて頂き、旅行だけでは見えない、
ビジネスの側面から海外を見ることが出来たのが大きな転機となりました。


幼少期からの夢だったのにどこかに置き去りにしていた
「海外に行ってもっと広い世界を見たい、英語を本場で学びたい」
という想いが海外研修に行ったことで突如よみがえったのです。

 

そこで、思い立ったが吉日とばかりに、その日中に学びながら働くことも出来るワーキングホリデービザで渡航することを決め、渡航先をカナダに定めたらすぐにビザの申請を行いました。
そこからは貯金に励んだり、退職の段取りを進めたり、親に報告したりと慌ただしくすごしたのを覚えています。

 

カナダでのワーホリ生活は本当に楽しかったです!
学校やバイトや様々なイベントなどで、本当に充実した学びとふれあいの日々を過ごすことができました。
移民国家であるカナダで、様々なバックグラウンドの人々と出会えたのは大きな財産になりました。
また、それ以上に、自分の考えを自分の言葉で話すことや、自分に自信をもつこと、多様性への理解など、目に見えない学びが数えきれないほどあります。
海外だとどこでも大体シャイだと評される控えめな私が、語学学校で、「今期クラスで一番向上した生徒(語学力だけでなく授業への積極性なども総合して評価される)」
として表彰されたのは努力の末に得た評価として、大きな自信につながりました。

 

カナダから帰国したあとは、親族が営む社会福祉法人での新事業立ち上げがあったので、立ち上げに伴う諸業務を全面サポートしたり、ゲーム会社で秘書兼総務として忙しく働いたりしました。
私の秘書としての能力が目覚めたのはこの時の仕事が軸になっています。

 

そして今は、
とある会社の営業推進担当

フリーランスのオンライン秘書

Web広告評価者

時々

投資家


というように、まさに複業家として過ごしています。

 

ありがたいことにクライアントの皆様に多大なるご理解とご協力をいただき、
手探りながらも複業家として半年を迎えることができました。

 

今後は30代女性複業家として、自分自身の生きざまをブログというかたちで残していきたいと思いますので、是非お付き合いいただけますと幸いです。

 

よろしくお願いいたします。  

 

 

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人生を変える名言①:ル・ポールのドラァグ・レース(RuPaul's DRAG RACE)

こんにちは!複業家のA(エー)です。

 

実は私は名言コレクターなところがありまして。

日々、自分の心に響いた名言があったらノートに書き留めて、辛い時とかに読み返して元気をもらうようにしています。

響く言葉に不思議なパワーがあって、やけ酒ややけ食いより心を立て直すのに私には効果があります。

 

そんな私の名言コレクションを少しずつ紹介していきたいと思っていたのですが、昨晩なぜかドラァグクイーンとつるむ夢を見たので、今日はドラァグクイーン関連の中から、ルポールの名言をご紹介したいと思います。

 

ドラァグクイーン?ルポール?

なんやそれ、興味ないわw

と言わずにまあ読んでみてください。

私の中の魂の名スピーチ上位にランクインするくらい胸を打たれたんです。

 

自己否定に陥っている人。

周りからのネガティブな批判に打ちのめされている人。

前を向いてファイティングポーズ取るための背中を押してくれる言葉が欲しい人は、ぜひ下まで行ってチラ見だけでもしてみてください!

 

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(その前にまずは少し背景の説明・・・)

 

ルポール(RuPaul)とは、おそらく世界で一番有名なドラァグ(ドラッグ)クイーン。

もともとはモデルだったようですが、今はアメリカのリアリティ番組「ルポールのドラァグ・レース」の司会者として広く知られています。

 

「ルポールのドラァグ・レース」というのは、全米からオーディションで募ったドラァグクイーンたちが、それぞれのカリスマ性や才能を発揮しながら出される課題に挑戦し、その課題の評価によって毎回一人ずつ失格者が出るというコンペ番組です。

最後は優勝者が1名だけ選ばれ、その優勝者はドラァグクイーンのスーパースターとして栄誉が与えられます。

 

この番組がとても大人気となり、先日行われた2019年エミー賞でもコンペ番組部門で優勝していました。

ルポールは、ドラァグクイーンの知名度そして地位の向上に大きな貢献をしているドラァグ界の母のような人物なのです。

 

さて、そんなルポールが「ルポールのドラァグ・レース」で発言した内容が私にとってとても心に刺さるものだったので、今回はそちらを紹介させてください。

 

せっかくなので、原文と私なりの翻訳を記載させていただきます。

細かいニュアンス等解釈の違いはお許しくださいね!

 

紹介する発言は、シーズン1の一番最後(ネットフリックスではエピソード9「再会エピソード」というタイトル)、敗退していったクイーンを含む、そのシーズンに出場した全クイーンが再集結した同窓会のような会での発言です。

 

クイーンが再集結し、シーズンの振り返りを行う中で、審査員の評価があまりに辛辣すぎたことに対するクイーンたちから不満が爆発し、会場は不穏なムードになります。

そこに、追い打ちをかけるかのように敗退したクイーンがルポールに対し、このような質問を投げかけました。

 

-なぜ私たちはそんなに真っ向から否定されなきゃいけないの?

 

これに対し、ルポールは堰を切ったかのよう熱い想いを語ります。

 

以下、翻訳

**************

 

-なぜならあなた自身が、自分が素晴らしい人間だってことを忘れているからよ。

もしあなたが他人からの否定を真に受けてしまうなら、それはあなた自身の問題。

あなたたちの気分を良くするよう努めるのが私たち審査員の仕事?違うでしょ?!

自分で大事なことを忘れちゃってるのよ。その責任をこちらに押し付けないでちょうだい。

「あなたたちは素晴らしいクイーンだからここ(番組)にいるんだよ」って何度説明すればいいの?!あなたはスターなの。誰にもそれを否定することはできない。

 

ったく。もし私が誰かから「君はドラァグクイーンのスターなんてなれないよ」と言われる度に小銭を貰えてたんだったら、今頃とっくに億万長者になってるわよ!

私はそれでも自分が誰であるか、何をすべきなのか、自分自身のことを決して見失わなった。そしてそれだけが真実よ。

 

これだけは忘れないで。誰もが「君にはできない」って否定するわ。なぜなら人々は自分の闇をあなたに投影しているから。

私のことを信じられないなら言っても無駄だけど。

自力で理解しなきゃいけないの。自力で打ち勝つのよ。

もうこれでこの話は終わりにするわ。

ねえドロシー、なぜかかとを3回鳴らすこと*を教えてくれなかったのかって?(*童話『オズの魔法使い』の中で魔法を使う方法。ドロシーは主人公の名)

あなたが私を信じなかったからよ。

 

あなたは強い自分を手に入れるためにこの競争にきたの。成長するために来たの。

 

「あら、批判されているわ」と受け入れる器を手に入れなさい。

そうすれば、「何かたわごと言ってるわね。でもそれは彼らの問題。私には関係ないわ」と思えるようになるわ。
そしてね、人生でそういうことは本当によくあることを知っておいてちょうだい。

ぶれない自分を手に入れれば入れるほど、悩みは遠のくと思う?いいえ。

自身喪失することはなくなる?いいえ、なくならないわ。

こればかりはどうしようもできないの。自分たち自身で、炎の中を抜けて、打ち勝っていくしかないの。でもそれを繰り返せば、「かかってきなさいよ」って、相手に何を言われようが関係なくなるわ。なぜかって?「私は最高にイケてる女だからよ。」

 

 <原文書き起こし>

-Because you forgot that you were amazing.If you take on someone else's negativity,it's because ,god damn it,you forgot it!It's NOT my responsibility to make you feel good all the time.You forgot you are fabulous.Don't blame me for that! That's your fuckin' responsibility.

The fact that you're here is because you are god damn stars!How many fuckin' times do we have to put that in your head?You are a fuckin' star!Don't let anybody tell you that you're not!

God damn it,if I had a nickel for every time somebody said to me,"You can't become a star as a drag queen," I'd have a fuckin' million ,billion dollars! I know what I am! I don't forget who I am.And that's the truth for all of you.  

Never forget!Everybody's gonna tell you, "No,you can't do it.You can't do it.No,you can't do--" Because they're projecting their negativity onto you! Now,we can't tell you that, 'cause you won't believe it. You have to earn it. You have to own it yourself!

I'm telling you now so we can end this conversation.You have to own it yourself, Dorothy.Why didn't you tell me all we had to do was click our heels 3 times? Because god damn it, you wouldn't have believed me.And that's why you are here.You're in this competition so that you own it.You own it.So that you process it.

"Oh,They're saying bad things about me." own it.

And you get to the understanding that,OH,THAT WASN'T ME.THAT WAS THEIR SHIT.

That had nothing to do with me.That was them.And then you own it.

Then you go,and you know what? EVERY TIME THAT HAPPENS TO YOU IN LIFE,The time it takes for you to catch yourself gets shorter and shorter.Will it go away? NO.That self doubt.Does it go away? Does not go away.You know,we can't tell you this.

You have to walk through the fire.You walk through the fire, and then you own it,and you go,"Come for me, bitches,come for me." You know what? You could say whatever you want.Because why?

I'M MOTHERFUCKIN' FIERCE.

 

 **************

 

もーーーシビレません?!

ルポール姐さん、カッコよすぎてまさに”Fierce*”です。

(*fierce:イケてる、とかカッコいい、と言った意味のスラング)

 

ここまでドラァグクイーンの地位向上の道を拓いてきた彼女。

きっと、その道のりは決して楽なものではなかったでしょう。

どれだけの批判や否定の言葉を浴びてきたのでしょうか。

それでも今、ルポールのドラァグレースはエミー賞を取るほどの大人気番組になりました。

きっと当時軽率に否定した人たちは後悔しているでしょう。

 

でもドラァグクイーンの文化をここまでアメリカのメインストリームに持ってくることが出来たのは、ルポールが自身の語るように、否定や批判に打ち勝ちながら、自分を信じて進み続けたからです。

 

実は私は否定されることがめちゃくちゃ苦手です。

否定されると、私という人間そのものが不要なもののようで落ち込むし、その気持ちを引きずってしまいます。

 

また、昔から個性が強く、地元のある田舎でおそらく浮いていたということもあり、陰口をたたかれやすいタイプでもありました。

その度に、自分に問題があるのではないかと悩み、自信を失ってしまうことの無限ループでした。

 

でもルポールのいうとおり、彼らは自身の闇を私に投影しているだけに過ぎないのです。

それは彼らの問題であって、私の問題ではなかった。

私は自身の個性を大事にし、自分を信じ進むべき道を歩み続けるだけなんだなって。

 

当時の私はそのことを知らないまま大人になったので、今でも否定される度に悩む癖は抜けません。

 

ですが、この言葉に出会って、私が乗り越えるべきは

他者からの批判の内容そのものではなく、批判に揺らぐ自分の弱さなんだ

と気づくことが出来ました。

 

批判も否定も受け止め、「まあそれもたしかにそうね、でも私は私よ」って思える、しなやかな心を育てたいです。

 

そんな素敵な名言のご紹介でした。

 

それではまた。

 

 

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複業家になって始めた習慣・辞めた習慣

こんにちは。

複業家のA(エー)です。

 

皆さんには、日々必ずやると決めている習慣などはありますか?


今日は私が複業家になって始めた習慣、辞めた習慣についてお話ししていきたいと思います。

 

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まず、始めた習慣の方から。

 

【読書】


もともと読書は好きだったのですが、習慣としては時に意識して行っていませんでした。
特にここ数年は、色々な事情から自己肯定感が著しく低下しており、不思議なことにそれと比例して読書欲も完全になくなってしまっていたのです。


ですが複業家として忙しく過ごしていく中で、まず時間を有効活用することの大切さに気付きました。

仕事としていることで時間と対価に報酬を得ているけど、最終的に私の中に残るものは何なのか?と。

このまま仕事だけに時間を捧げていると、いつの日か自分の内面が空っぽになってしまうんじゃないかと、急にこわくなりました。


そこから、みるみるうちに私の心の奥にしまわれていた読書欲が復活し、今は必ず一週間に一冊は読書するようにしています。


読書をし始めて何が変わったかというと、ボキャブラリーや知識の引き出しが急激に増えました。
これまではアウトプット中心の生活だったのだから、インプット量が増えればそりゃ引き出しも増えますよね。


そして、読書の時に気を付けているのは、ただ読むのではなく、「自分の立場だったらどうか、どう思うか」などを考えながら読むようにしています。
自分の状況に置き換え、”思考読書”(今考え付いた造語)することで、本の内容の浸透度が全く違うと思います。
また、なるべく読んでいる本について身近な人に話すようにしています。
これをすると浸透がさらに深まりますよ!

 

 

実は今のところ始めた習慣はこれだけ!

 

本当は他にも、【早起き】や【運動】も新たな習慣として加えたいのですが、気合が足りず出来ていません・・・


最近読んでいる、ロビン・シャーマさん著『3週間続ければ一生が変わる-あなたを変える101の英知』で、物事を習慣化するにはまず21日続けることが重要であると言われていたので、始めるならまずは21日を目安に続けたいと思っています!

 

 

 

では逆に辞めた習慣の方を見てみましょう。

 

【SNSやネットを見続けるという行為】


これは本当に劇的に減りました。


私の家にはテレビがないため、インターネットの情報がなければほとんどの世間一般の情報が途絶えてしまいます。
なので、完全になくすことはありません。
でも、以前と比べると目的もなくネットやSNSを見るという時間がかなり減ったことは実感しています。


私は自他ともに認めるTwitter大好きクラブ(ネタわかる?)の一員で、暇さえあればツイッターを開いているような人間でした。
本当に朝も昼も夜も、歯磨きしながらもツイッター(時々インスタ)を見続けているので、自分でもいつか脳がSNSに侵食されて壊れるかもしれないと思うほどSNSやインターネットに時間を割いていました。


でも複業家になり、上述のとおり”読書”という習慣を再開しはじめると・・・

あ~ら不思議。
自然とSNSを見る時間が減っていたのです。
前は常に更新して最新の情報に触れていないと不安で寂しくてしょうがなかったのに・・・


この変化は自分でも驚きでした。
Twitterではサブ垢の方がコミュニケーションが活発なのでそちらは毎日開いてはいましたが、本垢にいたっては何日も開かないなんてことも珍しくなくなりました。


そしてその習慣を辞めてさらに驚いたこと。

それは、SNSから離れても何の支障もない。ということでした。

 

私がネットやSNSから離れたところで、もちろん他人が困ることもなければ、私自身これと言って生活に何の影響も与えませんでした。

むしろ自由な時間が手に入った!!


最小限の情報はLINEニュースやツイッターのトレンドだけ追っていれば入ってきますし、会社にある新聞からも得ることが出来ます。
SNSはたしかに日常のちょっとしたネタや、自分の関心のあることに関する情報は際限なく与えてくれますが、簡単に入ってくる分流れていってしまうことが本当に多かった。
スクロールでどんどん流すことの出来る情報は、そのまま指先ではじかれて飛んでいってしまっていた。


スクロールする時間が読書に代わってから、私は文章から得る知識だけでなく、自身を顧みる時間も手に入れたし、現状を整理する方法も手に入れたし、未来を見つめる視野も手に入れられた。

 

・・・

 

とは言いつつも、やっぱり私はTwitter大好きクラブなので♡
特に大好きな美容やコスメの情報には目がなく、一度開くとしばらくは趣味の情報収集に没頭しています。
でも前と違うのは、私はSNSとのちょうどよい距離感を見つけたってことかな。
ある程度情報収集して気がすむタイミングが必ず訪れるようになったし、そうするとスイッチを切り替えるかのように「さ。仕事するか」と、スッと副業に取り掛かったり出来るようになりました。

 

 


もしかすると習慣と言っても今何から始めていいのかわからない人、自身の悪い習慣から脱したいと感じている人もいらっしゃるかもしれません。

習慣は染みついているものだから、変えることってなかなか難しいですよね。

でも本当にあなたにとって大切なもの、必要なことが見つかった時、気が付いたら自然と自分から離れていくものがあるかもしれません。
それはきっとあなたにとって、実はさほど重要でなかったこと。

 

その時こそ、悪い習慣とのお別れの時で、新しい習慣を受け入れる時なのです。

 

その時を迎えるためにも、まずは良いと思うことはどんどん挑戦して、とにかく21日間続けてみることをおススメします!

21日たって、これじゃなかったかも・・・

と思ったらもう少し頑張ってみるもよし、早々に見切りをつけて他にいくもよし。

とにかく、これまでダラダラ続けてしまっていたことすら忘れて没頭できるようなことが見つかれば、それこそあなたが本当に今必要としていることだと思います。

 

 

素敵な習慣との出会いがあることを願ってます!

 

 

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副業の話:インターネット広告評価者

こんにちは!
時に会社員、時にフリーランスのオンライン秘書、時にWeb広告評価者、そして時に投資家をしてるA(エー)です。

 


今日は、私の副業の一つである、「インターネット広告評価者」の仕事についてお話したいと思います。

 

あとから説明していきますが、まずこの仕事の特徴を端的に表すと、

 

【メリット】

・確実に稼げる(やればやった分報酬になる ※時間の下限&上限あり)

・事前に必要なスキルは英語のみ

・在宅で好きな時間に働ける

【デメリット】

・採用までのプロセスが大変

・仕事内容が単調

・いつ切られるかわからない(最長1年契約、クオリティが低いと早期解除も有)

 

というのが主な特徴です。

 

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まずインターネット広告評価者って何?というところだと思います。

この言葉は実は私が勝手にそう呼んでいるだけです(笑)

海外の企業と取引をしているので、日本語での呼び名は知りません(;・∀・)
実際の企業とのやり取り上の職種名では、「Internet Ads Assessor」などと呼ばれたりします。


簡単な仕事内容を説明すると、
ネット検索などをした際に、検索結果のページに広告のサイトが表示されたりますよね?
その広告サイトが、ユーザーの検索したい物・コトなどの目的に沿って適切に表示されているかどうかをチェックし評価する仕事です。

守秘義務があるので具体的な会社名などは明かせないのですが、海外にはそのようなビジネスを行っている会社があり(日本でもあるのかな?未確認です)、世界中の様々なエリア担当の評価者を募っているのです。


私は知人から聞き、その仕事の存在を知り興味を持ちました。
在籍している会社で営業推進を担当していることもありSEOに関心があったのと、単純に投資などに回すための余剰資金が作れると思ったためです。
なんせこの仕事、在宅でできる上に報酬もなかなか悪くないのです。

このあたりが最初に書いた、メリットの部分ですね。



リサーチしたところ、ちょうど日本在住の評価者を対象に募集されているポジションがあったので、すぐに応募してみました。


海外の会社なので、やり取りや提出書類はもちろん全て英語です。
最近はグーグル翻訳の精度もめちゃくちゃ向上していますし、英語があまり出来なくてもそれなりに何とかなるかとは思います。

ですが、Web広告評価の仕事はクオリティとスピード感がかなり求められる仕事なので、やはり英語力はある程度あった方が確実に仕事がしやすいです。


さて、応募したら早速英文レジュメの提出を求められたので、以前ワーキングホリデーでカナダ留学した時ネイティブに監修してもらった英語レジュメをベースに、最新のものにアップデートして、それを提出しました。
アップデートの際にはこちらのサイト(海外の履歴書サンプルサイト)などを参考にして、英文レジュメの独特な表現などを取り入れながら自分なりにしっかり作りました。



最初から英語が堪能な方や英語環境でのビジネス経験がある方にはさほどではないと思いますが、英文レジュメ作成というのはなかなか骨の折れる作業だと改めて感じました。

日本語でも履歴書をちゃんと作ろうとしたらそれなりに手間かかりますもんね。


報酬は悪くないが、とにかく手間がかかる。

ここがデメリットの一つであり最大のところでした。
(その”手間”の部分はのちにさらに私を苦しめることになるのですが・・・)
この手間をかけられる人だけが選考に進めるという、一つ目のふるいにかけられるのかなと思いました。

 

履歴書を提出する際は、ポータルサイトのマイページようなものが用意されるので、そこに履歴書データをアップロードしたり個人情報を入力したりします。

これもけっこう色々項目があるので、全て英語で埋めるのもけっこう時間がかかったと記憶しています。

 

そして履歴書が通ったので、いよいよ選考の本番、「Webテスト」受験の指示がきました。

このテストがかなり時間を要すると知人から聞いていたので覚悟はしていました。

 

先方からの指示メールを確認すると、試験の前に予習ツールと期間を設けるので、まずはそれを利用して準備に励めということでした。

ツールにはおもに、ガイドラインの共有と練習問題、そしてウェビナー(動画学習)がありました。

なるほど。ここでしっかり評価のガイドラインを頭に叩き込ませることで、今後の評価業務の基礎を固めることが出来ます。

つまり採用後に時間と賃金をかけて指導するというコストをかけることなく、”すでにスキルを保持している者のみ採用する”ことが可能になるのです。

 

試験は、そのスキルをちゃんと習得しているかどうかをチェックするための機能。

スキルを得たことを試験で証明できれば、採用後は即業務に就かせることができるのです。

 

徹底的に会社側の負担を減らし効率化された採用プロセス。

海外の企業らしいなと半ば感心します。

 

ですが、このプロセスは、応募者側の負担が大きいということにお気づきでしょうか。

試験準備のためのガイドラインですが、これがなかなか大量にあり、しかも9割程度は英語なので、挫折せずに熟読するのがまず時間的にも困難だと思います。

(準備期間は数日しか与えられず、仕事をしながらとなるとけっこうキツイ・・・)

報酬も発生しない段階での準備を、どのくらいの人が時間をかけて完璧にできるでしょうか。

 

結論から言いますと、私は実はこの試験に一度落ちています。

 

要因は完全に準備不足。

 

ガイドラインとウェビナーをさらっと読めば試験なんて受かるだろうと、完全に舐めていました。

仕事もしながらでしたし、時間もそこまで割けないのでかなりおざなりな準備しかしませんでした。

 

試験は正直言って、めちゃくちゃ大変です。

 

大事なことなのでもう一度言います。

 

試験は、めちゃくちゃ、大変です。

 

何が大変って、量が半端ない。

 

ほぼ一日がかりになると思います。

 

とはいえ、難易度はそこまで難しくはありません。

なぜならほとんどの判断基準はガイドラインに記述されていることなので、予習さえしっかりしておけば、大抵の回答はそこに載っているようなものです。

 

ただ、そのガイドラインの該当箇所を探すのが手間。

そして単純に量が多いからその分時間もかかる。

 

私は一回目はガイドラインを試験時に重要視せずに自分の頭の中の認識だけで進めたので落ちてしまいました。

 

ただ、私の応募した企業は1度目の試験に落ちても、場合によって別のポジションへの応募をオファーしてくれることがあるようで、私もそのオファーを受けたため、2度目の受験チャンスをもらうことが出来ました。

そして、その2度目の受験で合格したという次第です。

 

 

ここで試験に受かるための心づもりのようなものを、まとめておきます。

 

【Internet Ads AssessorのWeb試験に受かるための極意】

・ガイドラインをとにかくしっかり読み、試験時もことあるごとに参照すること

・焦らない。最後まで集中力をもって、時間をかけてでも丁寧に解くこと

 

 

この2点を守っただけで、私は二回目の試験に通ることが出来ました。

 

正直、費用対効果を考えると微妙なのですがその時はまだ時間にも余裕があったので、「これで落ちたらこれ以上は時間の無駄なので、次はもう受けないぞ」

と決めて、とりあえず2度目の応募はかなり真剣に取り組みました。

そこで合格したので、結果この仕事を副業の一つとしてしています。

 

ただこの仕事は有期(最長一年)であり、状況やクオリティの低下などによって中途での契約解除もあり得るので、あくまでも純粋な副収入として、生活をこの収入に頼らないようにしています。

 

とは言え、

“ちゃんとやりさえすれば”(←ここ大事)確実に稼げる仕事

ではあるので、時間的余裕と忍耐力に自信がある人で副収入を得たい人は、ぜひチャレンジしてみることをおすすめします!

 

興味のある方は、

「Internet Ads Assessor 仕事」

などでググってみてくださいね!

 

それではまた。

 

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ファンを作ることの大切さ

こんにちは。

 

時に会社員、時にフリーランスのオンライン秘書、時にWeb広告評価者、そして時に投資家の複業家・A(エー)です!

 

 

先日、自身のスキルをブラッシュアップするためにセミナーに行ってきました!

 

今回受けたセミナーは、「プレゼン資料の作成」について。

本職でも副業のアシスタント業でも資料作成する機会が多いのですが、今まで経験だけに頼り、基礎をしっかり踏まずに作っている部分が多々ありました。

クオリティをもっと向上させたいという課題認識を持っていたので、ここで資料作成の基本を学ぶことで、すでに持っているスキルも底上げし、さらに質の高い資料を作ろうというのが今回のねらいです。

 

セミナーは実際とても学びが多く、今後沢山役立てることができそうな、充実した内容でした。

 

時には自分のスキルをアップデートする機会を持つことは武器を磨くことと同じで大事ですよね。

 

さて、今日お話ししたかったことはそのセミナーの内容ではなく、セミナー後の出来事。

 

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セミナーが終わったあと、私はなくなりかけていた化粧品を買い足しするために、百貨店に寄りました。

 

そのコスメブランドの、同じアイテムを買うのは2回目。

たたし1回目は専門店ではなく、色々なコスメブランドが集合して入っているセミセルフ店にて購入しました。

 

セミセルフ店は、そのブランド専属の店員さんはおらず、基本的には自分で好きに商品を試したり触って買えるのがセミセルフ店の特徴であり良いところです。

ですが、商品について知りたいことなどがあった場合、自分からスタッフの方を探して声をかける必要があるので、1から商品の詳細説明をうけたり比較した場合の違いなどは聞きにくいというのが私の感じるセミセルフ店のデメリットだと思います。

と言っても店員さんとの対面は気をつかうので苦手だったり、自分で自由に商品をゆっくり見たいという気持ちは私にもあるので、セミセルフは私もよく利用しますし、大好きです。

 

初回はそんなセミセルフ店での購入でしたので、その時商品について聞きたかった事などもありましたが、あまりスタッフの方に声をかけられる感じではなく、欲しい物が見つかったからいいか、と特に特別な感情もなくその時の買い物は終わりました。

 

 

そして今回。

 

店舗は空いていたので、すぐに店員さんに声をかけて欲しい商品を伝えました。

店員さんは速やかに対応してくださいました。

 

商品を用意する合間に、私が前回セミセルフ店で聞きそびれた商品についての質問を聞いてみました。

すると、店員さんは手を止めて、丁寧に1から説明をしてくれました。

 

その後、また商品の準備を再開しはじめると同時に、

「この商品にはいくつか種類があるので、おひとつサンプルをおつけしますので、試したい種類をお選びください」

と、4種類ほどの商品写真とそれぞれの説明が載っているチラシを見せながら言われました。

 

私がそのチラシを見ながら、今一番肌のことで気になっていることを伝えたところ、それならこの種類が一番合っていると思います!

と、オススメのサンプルをつけてくれました。

 

サンプル嬉しいな♡と思いながら、そのチラシを見ていると、説明文で気になるところがあったので、

「このAとB、それぞれ書いてある特徴は似ている感じだけど、大きな違いはありますか?」

となんとなしに聞きました。

 

そこでもまた店員さんは手を止めて、AとBの違いを成分から使用感まで説明してくれました。

(もちろん他のお客さんは誰もいらっしゃらなかったので質問しました)

 

なるほど〜と納得していると、なんと店員さんが、

先ほどのサンプル全種類おつけしますね!是非それぞれの違いを使ってみて感じてみてください!

と言って、一つだったはずのサンプルを全種類つけてくださったのです。

 

おそらく私が、商品について興味津々なのが伝わってきたのでしょう。

これだけ興味を持っているということは購入の意欲は高いはず。

全種類試して本当のお気に入りを見つけられたら、きっとこれからもリピーターとなってくれる可能性もより高まるだろう。

などという考えがその店員さんにあったかは分かりませんが、少なくとも私はこの段階でサンプルを比較する楽しみと、特別扱いをしてもらえたような気持ちをダブルで味わうことができ、次の購入意志は言うまでもなくほぼ固まりました。

 

しかも、それだけでなく最後にその店員さんは、今回やり取りをしたアイテムのサンプル全種類だけでなく、他の商品のサンプルも一つつけてくれたのです。

「お客様のお肌は綺麗なので、目の下に伸ばしていただければ完璧です。逆につけすぎには注意してくださいね」

と、褒め言葉と、使い方の実用的なアドバイスをコンボでお見舞いされて、もう、私は完全にノックアウトされていました。

 

そのコスメブランドの店舗は様々なところにあるので、その店舗でなくても私の欲しい物は手に入ります。

実際、最初は用事に一番近い場所にあった店舗だったからという理由だけで、その店舗に立ち寄りました。

ですが、お店を出る頃にはすっかりその店舗、その店員さんのファンになっていました。

次再購入する時には、絶対この店舗でまた買いたい!

と心に決めたほどです。

 

このような経験は、ネットショッピングやセミセルフ店ではなかなか味わうことは出来ません。

 

私は人見知りだし、ネットショッピング大好き人間なのですが、コスメに関しては極力専門のカウンターで対面接客を受けるようにしています。

 

私にとってこういった相手の温度が伝わってくる血の通ったコミュニケーションが出来る最たる場ですし、今回のような素敵な体験がごくまれに起こり、支払った金額以上の精神的満足感が得られると、自分の中の幸福度が爆上がりするからやめられません。

 

これからの世界では、ヒトの仕事がテクノロジーにどんどん置き換えられると言われています。

そんな中でどのように生存戦略を打ち立てるかと言うとやはり、自分自身の価値を高め、ファンをいかに多く作れるかが重要なポイントになってくるのではないかと思います。

 

ファンが増えることで自分の価値も需要もさらに高まります。

 

今回の接客で、

・同じ商品を売るのに人(対応の質)によって顧客の満足度に差が出ること

・そして満足度の高い接客を受けた顧客はロイヤリティも向上するので長きに渡るファンとなり得ること

を学びました。

 

 

ただ仕事を仕事としてこなすのではなく、相手の求めていることを予測し、こうすればさらに喜ぶだろうと考え動くこと。

そうすることで、相手があなたのファンになる確率がぐっと増します。

 

今後の自身の仕事の質をあげるためのヒントを得られた、素敵な出会いでした。

 

 

それではまた。

 

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もっと早く出会いたかった。でもまだ遅くない『幸福の「資本」論』レビュー

こんにちは。

 

時に会社員、時にフリーランスのオンライン秘書、時にWeb広告評価者、そして時に投資家の複業家・A(エー)です!

 

昨日のブログでちらっと話に出した、橘玲さんの『幸福の「資本」論』。

週末にちょうど読了したので、備忘録としてレビューを残しておきたいと思います。

 


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読み終わった後の感想は

「20代のうちにこの本に出会いたかった・・・」

この一言につきます。

 

我々の今後の生き方について、問いかけ、導いてくれるような本です。

タイトルだけ見ると「資本論なんでマルクスみたいで小難しそう…」と思われるかもしれませんが、これは「“幸福”の資本論」ですから。

あくまでも、我々日本人がこれからどう生き、どう資本を持てばより幸福を感じられるか、というところにフォーカスをおかれた本です。

そういったことが沢山の実話などをまじえながら書かれているので、とても身近に感じられ、読みやすいです。

 

 

内容は4部構成で、

0.「お金持ち」と「貧乏人」の三位一体幸福論

1.自由のための金融資産

2.自己実現のための人的資本

3.幸福のための社会資本

がそれぞれの章のテーマになっています。

 

------------------------

■0章

 

0章では、幸福を3つのインフラで条件づけています。

すなわち、先日のブログでも話に出した

・金融資産

・人的資本

・社会的資本

です。

 

ここで筆者はこの本の軸となる、幸福は上記3つのインフラで成り立っているという考えを提唱しています。

 

この章で興味深かったのが、地方に存在するマイルドヤンキーについていての考察です。

 

彼らは金融資産的には「貧しい状態」ではあるのですが、決して「貧困」ではないそうです。

彼らは今の状態に満足しているからです。

 

彼らは毎日のように仲間と集い、ガソリン代を割り勘し出かけたりしながら楽しんでいます。

そんな日々を続けることに疑問は覚えません。

自分の周りにいる仲間も皆同じような価値観で、貧富の格差もほとんどないから、不満も出てこないのです。

 

彼らは「社会資本」に資本が大きく偏っているので、何かの拍子に輪から外れてしまうと、途端に大きな資本を失ってしまうことになります。

そういう意味でやはり、幸せのインフラが一つに偏重してしまうのもリスクが高いなと感じました。

 ------------------------

■1章

 

1章では、自由を得るためには「経済的独立」がかかせないということが書かれています。

私たちの多くは、生きるためにどこかしらの組織に属して働くことで賃金を得ています。

たとえばその組織が急に、自身のポリシーやモラルと相反する方向に舵を切った場合、簡単に組織を去ることが出来る人はそう多くはないでしょう。

そのような状態を筆者は、組織に依存せざるを得ない「隷属」と言い、「批判ではないが、自由とは言えない」と語ります。

 

私はこの個所を読むまで、自分は経済的に自立した人間だと思っていました。

たしかに自分で家賃を払い、誰に経済的に頼るわけでもなく日々の活動を行っています。

しかしそれはあくまでも「自立」であって、「独立」ではないと気づきました。

大きな収入の柱である「会社」をいきなり辞めることは収入の上で不安があるからです。

  

 ------------------------

■2章

 

 2章では、自己実現を、「仕事をとおし、かけがえのない自分になること」とし、そのための生き方について述べられています。

 

ゼネラリスト育成型の日本企業の体質では、真のスペシャリストなど育つわけもなく、ほとんどのサラリーマンが年齢とともにいずれキャリアに行き詰ります。

また、筆者は中高年の転職が難しい労働慣行により、日本の会社が典型的な閉鎖空間になっていることを問題だと指摘します。

会社を辞めても転職先がないかもしれないというリスクが高いため、できるだけ目立たず、悪評を避け、会社に監禁されることを自ら求めるようになるのです。

 

キャリアの先が見えてくる40代前後に、何一つスペシャルなものをもたず、ただのサラリーマンとして残り20年もしくはそれ以上を閉鎖空間に属し、そのような人生に疑問を抱いた時にはもう空間から抜け出せない・・・というようなシナリオはなかなか悲惨です。

 

そこで筆者は、人生の選択肢がまだ十分にあるうち(35歳をすぎると選択肢が急激に減ると書かれています)に自分の人的資本をつくり、人生設計をしっかり行うことをすすめています。

 

「でも自分の人的資本って言ってもどうしたら作れるの?」と思われるかもしれません。

私も同じことを感じました。

その答えは、その先にしっかり記載されていました。

 

答えは簡単で、

「自分の好きなことをとことん突き詰め、それをマネタイズできる方法・場所を見つける(=フリーエージェント化する)」

ということでした。

簡単だけど、それが一番難しかったりするんですけどね・・・( ;∀;)

 

印象深かったのが、とある音楽学校で、バイオリン選考の学生を

スーパースター(S)→スター(A)→プロ(B)

の3ランクにわけて、それぞれの練習時間を記録した研究を参照しての文。

 

練習時間の多さには圧倒的な差があったそうです。

もちろんSが最も練習時間が多かったのですが、その中でも個人での練習が多かったのもSランクの学生でした。

これについて筆者はつまり、「個人練習が能力工場に効率的なのではなく、能力の高い人間が個人練習を好む」のだととらえています。

人より何時間も多く一人で練習できるのは、それだけ好きだからということであり、人は自分が得意なことを好きになるそうなのです。

 

そこから考えると、

 

好きなこと=得意なこと

得意なこと=自分に向いていること

 

であるはずなので、その好きなことをとことん極めれば、自分に向いていることがさらに磨かれるので結果最強の武器になる、ということなんですよね。

 

難しいのはその先の、その「好き」をどうマネタイズしていくか、というところなのですが、それについてのアドバイスも本書には書かれています。

まずは「好き」を見極め、突き進むことが、自分だけのスペシャルを見つけるために必要であることがわかりました。

 

 ------------------------

■3章

 

 最後の章は、人とのつながりである「社会資本」について記述されています。

 

まず筆者は、

「幸福」は社会資本からしか生まれない

と断言しています。

 

ヒトの進化の過程でそのようにプログラミングされてきたそうなのです。

 

社会資本とはすなわち人間関係のことで、その人間関係を本書の中では

・愛情空間(家族や恋人との関係)

・友情空間(親しい友人や先輩後輩、上司部下)

・貨幣空間(貨幣でつながる関係)

に大別しています。

 

そのうち、大体の価値の割合としては、愛情空間が人生の80%を占め、続いて友情空間が19%、貨幣空間はわずか1%程度の比重しかないそうです。

 

ここでも上述のフリーエージェントの話が出てきますが、フリーエージェントとして経済的に独立すると、組織に従属する必要がなくなり、人間関係を自らの意思で選択することができます。

 

嫌な上司や取引先、同僚から仲間外れにされることなどに怯える心配がなくなるのです。

とはいえ、人間関係をすべて断ち切り愛情も友情も失ってしまっては、生きている意味や味わいもなくなってしまいます。

 

そこで本書は、社会資本を、

1.強いつながりを愛情空間だけに絞り極力ミニマル化する

2.交友関係など、愛情空間以外の関係はすべて貨幣空間に置き換える

ことで最適化することを提案しています。

 

そうすることで、人間関係から生じるストレスを極限まで減らしつつ、社会的なつながりは失わないことが出来るのです。

また、社会資本を分散することはそれぞれのリスクの軽減にもなるのです。

リスクの分散は投資の基本ですよね。

 

それまでの人間関係をいきなり簡単に変えることは難しいかもしれませんし、至極ドライな思考のようにも感じますが、人間の「幸福」を資本の視点でみたとき、そのようにポートフォリオ化することが最もロジカルなのは、理解できました。

 ------------------------ 

 

 長くなってしまったのでそろそろまとめますが、私は特に、この本の「好きをきわめて、フリーエージェント化する」という発想にとても共感を覚えました。

自分が今進もうとしている道でもあるので、それで間違ってないよと背中を押してくれているようでもありました。

また、人生における幸せの基本原則を述べてくれているので、しっかり実行できれば幸せになれるのだと思います。

でも誰もがそれを実行できるわけではないので、そこがこの本の読み手を選ぶところかなと感じました。

 

個人的には、今後の生き方を考えさせられる、非常にオススメの一冊でございます。

 

2017年に出版されているのでそもそも無理なのですが、もし私が20代のうちに出版されていてその時に読めていたら、ここまでの人生かなり変わっていただろうなと思います。

でも今出会えたのもきっとタイミングあったのことなので。

ここからが本当のスタートと思って、しっかりこの本からの学びを糧の一つとし私なりの人生を歩みたいと思います!

 

それでは。 

幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

 

 

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複業家流・週末の過ごし方

こんにちは。

 

時に会社員、時にフリーランスのオンライン秘書、時にWeb広告評価者、そして時に投資家の複業家・A(エー)です!

 

 

よく周りから、「すごく忙しそうだけど休みの日はどうやって過ごしてるの?」と聞かれるので、今日は私にとって一番定番の休日の過ごし方について少しご紹介しますね!

 と言ってもそんなに特別なことはしていないのですが(^.^;

 

 

まず朝は8時には起きるようにしています。

早速遅めです(笑)

本当は休日こそ早起きして、色んなことしたいのですが、体の声を聴くことも大事。

自然に目覚めるまで無理して起きることはしないようにしています。

目標は、今8時に自然に目覚めるのが6時になればいいな・・・

 

 

起床後、洗顔等を済ませたら、洗濯機を回しつつ、ベッドで読書。

寝起きの清々しい気持ちで読書する時間はとても贅沢で幸せを感じます。

 

洗濯物を干し終わったら朝食。

フルーツを食べたあとに、コーヒーとパンをいただきます。

 

朝食後は一気に家事を片付ける時間!

床の掃除や、キッチンシンクなどを磨きます。

水回りは1週間に一度は必ず排水口までお手入れするようにしています。

 

一通りの家事が終わったら、お出かけタイム。

と言っても、歩いて20分ほどの図書館に本を借りたり返却しに行きます。

 

本は大体事前に読みたい本をリストアップしておいて予約しておくと、ピックアップするだけなのでとても楽ちんですよ♪

 

帰りは近くのパン屋さんで焼き立てのパンを買ったりして、しばしのお散歩タイムを楽しみます^^

 

 

帰宅したらお昼前後なので、少し仕事をします。

仕事が落ち着いたらランチタイム。

お昼はささっと作っちゃいます。この時多めに作っておいて、夜ご飯を作る手間を省くようにしています。

 

 

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この日のランチは、人参と小松菜の玉子炒め&カボチャの煮物&プラム&トースト



 

昼食を済ませたら、再び仕事。

週末の仕事は、オンラインアシスタント業務と、Web広告評価の仕事をタスクの優先度順に取り掛かります。

 

夕方頃には仕事にめどをつけて、再び読書タイム。

同時期に並行して何冊か読むことが多いので、気になった箇所には付せんを貼って、自分にとって重要だった部分が後から見てすぐにわかるようにしています。

 

私はこの夕方の読書タイムを何よりも愛しています。

夕暮れ時に間接照明だけをつけ、外の光と中の光が溶け合うような不思議な気分を味わいます。

窓を開けると、少し肌寒い風がやさしくカーテンを揺らします。

バッハをイヤホンで静かに、静かに流しながら窓辺に座って。

温かいハーブティーをかたわらに、心行くまで読書の時間を楽しむのです。

 

まるで、江國香織さんの『流しのしたの骨』のワンシーン、家族でのお出かけ前にことちゃんが部屋の窓をあけて雨の音を聞き入っている時間のように、静謐で穏やかな、時間がそこに流れています。

 

こういうとき、私は「この時間のために私は生きているんだ」と感じます。

 

誰にも邪魔されず、自分の意志で自分の好きな時間を過ごせること。

とても恵まれていることに気づき、心からこの環境に感謝します。

 

流しのしたの骨 (新潮文庫)

流しのしたの骨 (新潮文庫)

 

 

 

 

自分が自分でいられる場所。

自分の心がリセットされ、いつのまにかささくれ立っていたものがなめらかになるような感覚です。

 

さて、気づくと外もすっかり暗くなってきて、それを合図に私の読書時間も一旦終了。

お昼に作っておいたおかずをあたためながらお味噌汁を作り、夕食タイムです。

私の家にはテレビを置いていないので(HSPの私にはバラエティ番組などの音がガチャガチャしすぎて頭が痛くなるので苦手なのです。英語の番組は大丈夫なんですが…)、ネットフリックスで海外のTV番組などを流しながら夕食をとります。

この時、字幕も英語にして、わからない単語が出たらなるべく調べることで英語のブラッシュアップに努めています。

 

夕食後はお風呂に入り、仕事が残っていれば再び仕事にとりかかります。

なければ照明を落として、ストレッチをしながら最後の読書タイム。

 

翌日からの仕事にそなえて、遅くとも24時には就寝するようにしています。

 

-----------------

 

ここまで書いてお気づきかもしれませんが、私の休日は、

・家事

・仕事(副業)

・読書

でほぼ構成されていて、それを細切れに時間をわけながら交互にしているイメージです。

 

私は性格上、一つのことに集中すると食事も忘れるくらい取り組んでしまうことが多いので、仕事だけに偏らないように、しっかり自分の中身をアップデートするためのインプットの時間(=主に読書)も意識して取るようにしています。

読書だけに集中してしまうのも仕事が滞ってしまうので、このサンドイッチ戦法?が一番私に適した時間の使い方ってわけなんです。

 

おかげで、

「休みなのに仕事しかしなかった・・・」

と嘆くことなく、自分の中ではなかなか効率的かつ生産的な時間の使い方が出来ていると思います。

 

副業をしているとタイムマネジメントがなかなか課題になったりすると思いますし、私も前はそこが上手くできなくて勝手にストレスを抱えたりもしていました。

少しずつオンオフのバランスを調整してみて自分にとってベストな時間の配分方法を見つけてみられることをオススメします!

 

それでは、皆様の日曜が素敵な日であったことを願って。

Have a good night~ :)

 

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秋は和食が食べたくなる

こんにちは。

 

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複業家として、日々走り回っていると、
「そんなに忙しく過ごして体を壊さない?」
「自分の時間がなくて病まない?」
などと心配の声をいただきます。
気にかけてくれる人たちが周囲にいるってとてもありがたく、幸せなことですね。

今読んでいる橘玲さん著の『幸福の「資本」論』では、
人の幸せは
・金融資産(財産)
・人的資本(労働力)
・社会資本(社会的な人同士のつながり)
の3つのインフラで成り立っているとのことでした。
(かなりざっくりです!)

自分のことを気遣ってくれ、応援してくれる人の存在は私にとっての社会的資本であるといえます。

もともとHSP(以前の記事で書いた、極度に過敏な性格を持つ人のことです)なので、そこまで社交的に人付き合いをするタイプではないのですが
一度付き合うとその関係は出来るだけ細くても長く続くように、大切にします。
その積み重ねで今の私の社会的資本が出来ているのは本当に幸せだと思います。

さて、幸福の資本論をご紹介した流れでそのまま自身を残り2つにあてはめてみますと、
金融資本
・・・
これは、In progress(進行中)
ということにしておいてください(笑)

次に人的資本

これは、冒頭の周りから心配されることにも通じますが、複業生活で忙しいわりに健康にはそれなりに気をつかっているおかげかとても元気に過ごせているのでまだまだ大丈夫そうです!
先日一年ぶりくらいに風邪をひいたのですが、翌日には治っていました(笑)

こんなに健康でいられるのも、特に食生活が乱れないよう意識いているからかなと思います。


時間がないとつい外食に頼ってしまいがちなのですが、私はコンビニご飯や外食が続くと胃が疲れる感じがしてくるので、極力自炊するようにしています。
なんだかんだ、自分の料理が一番落ち着くし飽きません。

料理をしている時間は他の雑念が消える感じが良いし、頭の中で味の組み合わせやレシピを思い浮かべながら作業するのはなかなかクリエイティブな作業なので、楽しく自炊できています。

特に私はなぜか秋になるにつれて自炊欲が一気に高まるのですが、皆さんはいかがでしょうか?
サツマイモやカボチャ、栗など秋色の野菜が店頭に並ぶとほっこり、ぬくぬく心の温まるような料理が作りたくなるんですよね。

最近で言うと、
・肉じゃが+なめこ味噌汁
・厚揚げと小松菜の炊いたの+人参しりしり+ズッキーニとエリンギのソテー
・ピーマンと豚肉の炒めもの+カボチャの煮物+大根の味噌汁
などなど、野菜をなるべくたくさん使うことを意識した献立を作っています^^

 

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多めに作っておけば翌日のお弁当にも出来るし、健康的な上に節約にもなって一石二鳥!


自炊で節約する大事なポイントは、
・肉などは安い時に買って小分けにして冷凍(なるべく早めに使いましょう)
・めったに使わない調味料は買わない(ググれば家にあるもので代用できたりします)
・野菜は〇〇円より高いものは買わない(気候でかなり価格変動するのでアイテムより価格で選ぶところある

このあたりを意識するだけで、無駄がだいぶ減りますよ^^


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これも前述の本によれば、「お金持ちは豪邸ではなく、我々庶民の隣に住んでいる」ということがアメリカの研究でわかっているそうです。
派手に豪遊するお金持ちも一定数いるでしょうが、質素な倹約生活をしながら真面目に働き、堅実にお金を貯蓄していれば、誰でもお金持ちになれるということらしいのです。
この事実を知ると、刹那的な消費に走りがちな自身を振り返り、自らお金のたまらないサイクルを作り出していたことを発見します
本の中では、お金持ちの節約の定義はもっと別次元での話で書かれていましたが(;・∀・)

私の生活レベルに合わせた解釈としては、まずは日々の無駄を減らして、節約マインドを自身に根付かせることが大事だと理解しました。
その点において、上記ポイントを頭の片隅においた消費が出来ていることはとても意味があることだと私は思っています。

とは言っても、
お金を貯めたいから、毎日カップ麺
というような生活がいかに愚かな選択かは皆さんにはわかると思います。

たしかに節約にはなるかもしれませんが、栄養バランスも何もあったものじゃないですよね。
それでは、人的資本の減少スピードを速めているようなものです。
まずは心身共に健康は人的資本あっての金融資資産です。

・十分な睡眠をとること
・適度な運動をすること
・バランスの取れた食事をすること

を意識した生き方が出来るかどうかが運命の分かれ目だと、私は信じています。

なので、食はケチらない。でも買わなくてよいものは買わない。

それをポリシーに過ごしたいと思います。

幸福の資本論、本当に勉強になって面白いのでお勧めです!

また別の機会にしっかりレビューできればなとおもいます。



それではまた。

 

 

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